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国家というもの

更新日:7月21日

先週は、ニコ生ライブで日本の現状をお伝えしました。残念ながらニコ生がサイバー攻撃を受けての緊急メンテナンスに入っています。2024年6月10日(月)にお知らせがあるようです。ですので今夜のニコ生ライブ配信は中止となりました。


国家というもの
国家というもの

先週の振り返りですが、まず、日本はまだアメリカ軍に占領されており、戦争状態にあること、日本という国家を維持している天皇の解体が1945年以来80年近く徐々に進んでいて、実行される危機に陥っていることなどをお話ししました。


我々、日本国民は国家というもの、日本という国について80近くの歳月をかけて忘れるように教育を受けてきました。というより、普通に学ぶべき自国の歴史やあり方の教育を受けていない。これは国家の基盤を損なうよう占領軍がやってきたことです。とても悲しい話ですが米帝と占領軍を否定しながら、その占領軍が持ち込んだ「自由」「平等」「人権」という麻薬にすっかり中毒になった日本の左翼的、または革新と呼ばれる知識人、メディア、政治家たちが日本解体に加担してきたのはいうまでもありません。


国家の教育も受けずになんとなく日本人をやっている人たちに「国家とは何ですか?」という質問をして、明確に答えられる人がいるとは思えません。国家はなんとなくで維持できるものではないことすら理解していないことでしょう。日本を守ることをしようとしない「今だけ、金だけ、自分だけ」の日本の新自由主義者たち(例えば河野太郎、小泉進次郎など)によって、今、日本は滅びようとしています。


では、国家とは何でしょうか。国家を成り立たせるものは、領土、国民そして主権といいますが、我々は領土、国民、貨幣(自国通貨)と考えています。経済学者のポラニー(ポランニー)は『大転換』の中で「労働、土地、貨幣は明らかに商品ではない」と言っている。これを我々、日本再生党は、国家(政府)とは労働(国民)、土地(領土)、貨幣(自国通貨)の市場をコントロール(規制)するものだと考えている。にもかかわらず、今の日本政府は規制どころか「改革」だと称して国家としての重要な資源を市場まかせにしている。これが国家といえるだろうか。


ここで「規制」とはなんでしょうか。「規制」とは「守る」ことです。「自由」「平等」「人権」を規制するから守られるのです。そうでなければ個人と個人の戦いが繰り広げられ、国家は形をなしえません。国家の規制は国民を守るためにあることを勘違いして規制こそ悪だと反国家の輩がいますが、その反国家分子ですら国家に守らているのです。


国家が国家ならしめる大きな要素に歴史があります。


国家の成り立ち、あり方が歴史です。そして、日本は天皇の存在が日本を日本にしています。よく、左翼的な人たちが日本があたかも自然発生的にあるようなものいいをしますが「日本」は天皇の歴史と切っても切れないものであることは歴史的、考古学的に証明されている事実です。保守の中にも神武天皇以来の男系の皇統に異を唱えるものがいることは、とても残念に思います。また、女性天皇と非男系(女系)を混同する学者やメディアがいますが、全く違うものです。前にもお伝えしましたが、愛子さまが天皇になっても男系の皇統は守られますが、愛子さまと男系の皇統でない男性との間に生まれた子供は天皇になることができないがことが男系の皇統ということです。何度もいいますが天皇を競走馬と同じ扱いをすることがまかり通っていることを恥だと思わない日本人は、既に日本人ではないと思ってしまいます。そして、血統と天皇の皇統を同じものだということがいかに見当違いかが分からない日本人も日本ではありません。天皇の皇統は日本文化のひとつです。非男系(女系)を推し進める者どもは日本文化の破壊者です。


よく、左翼的な偽日本人知識人が天皇は権力だ、打倒しろと言っていますが、聖徳太子の時代に既に天皇は権力ではなく、権威のみの存在になっていることを理解していない偽知識人です。天皇解体(非男系)が実現しようとしている今、「自由」「平等」「人権」の麻薬に侵された「今だけ、金だけ、自分だけ」の日本を見て、彼ら偽知識人たちに是非、自己批判も含めた「天皇制解体」の総括をして表明していただきたいものです。


今回は国家とは何かについてお話をしました。

次回は7月7日の東京都知事選についてお話ができればと思います。

最期まで読んでいただいてありがとうございます。

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